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第一次投票 推薦コメントのご紹介③

  • 執筆者の写真: 10代がえらぶ海外文学大賞実行スタッフ
    10代がえらぶ海外文学大賞実行スタッフ
  • 5月8日
  • 読了時間: 3分

更新日:4 日前

第一次投票でみなさまからいただいた推薦コメントの一部をご紹介します!

(公開可の方のみ)



『オラレ!タコスクィーン』

ジェニファー・トーレス作、おおつかのりこ訳、文研出版

読んでいる間、タコスが食べたくなって困った(読み終わったあと、食べた)(takavon)



『ドクロ』

ジョン・クラッセン作、柴田元幸訳、スイッチ・パブリッシング

民話をベースに自由な発想でストーリー展開していく点、絵が物語を語る点が興味深い(無記名)



『ぼくとロボ型フレンド』

サイモン・パッカム作、千葉 茂樹訳、あすなろ書房

小学6年生のジョシュは、心配性で、転校先でもうまくやっていけない。傷ついて一人教室に戻ったとき話しかけてくれたのは、遠隔学習用ロボット、チャーリー。ロボットの姿なのに、その存在がジョシュにとって、とても大切なものになっていく様子が、胸に沁みます。

ストーリーの展開もおもしろく、いっきに読めます。(敷地みどり)



『ベビー・シッターズ・クラブ クラウディア、なりたい私になる!』

アン・M・マーティン作、山本祐美子訳、くろでこ絵、ポプラ社

前作のベビーシッターズクラブも面白かったですが、この2作目もとても面白かったです(2作目だけでも独立して読めます)!日本の10代では想像がつかない中学生のベビーシッターを題材にした話だからこそ、アメリカとの文化の差を感じながらも、多感な時期を、懸命に笑ったりケンカしたり悩んだり…と変わらない人の営みに共感しつつ、視野を広げることのできる素晴らしい1冊です!ぜひご一読ください。(無記名)



『シンプルとウサギのパンパンくん』

マリー=オード・ミュライユ作、河野万里子訳、小学館

せつないおもしろさ。フランスの粋がかんじられました。それとフランスの個人の自由が。(NON)



『ぼくの心は炎に焼かれる 植民地のふたりの少年』

ビヴァリー・ナイドゥー、野沢佳織訳、徳間書店

イギリス植民地時代のケニアを舞台にした、ふたりの少年の物語。支配者と被支配者というふたつの視点で、植民地に起こったひとつの事件を、見事な体感で描いた作品。この時代から70年以上が経つが、構造的な植民地主義は、まだこの地球を覆っていると思う。そこまで視点を貫く作者の力量が見事すぎて忘れられない一冊。(繁内理恵)



『魔女だったかもしれないわたし キーディの物語』

エル・マクニコル作、櫛田理絵訳、PHP研究所

キーディの特性を肯定的に捉えてまっすぐに突き進む姿勢に心を打たれた。(無記名)



『耳をすませば』

チョ・ナムジュ作、小山内園子訳、筑摩書房

3つの思惑がその中の一人の特殊な力でグルグルと生存に向けて動き出す様が、デビュー作とは思えぬ力量で描かれているのが凄い。(真田 恵一)



『僕たちは星屑でできている』

マンジート・マン作、長友恵子訳、岩波書店

遠く離れたふたりの若者の心の叫びが胸に響く。ラストに向けてふたりが交わっていくさまがすごい。(ともかあさん)



『ぼくたちは宇宙のなかで』

カチャ・ベーレン作、こだまともこ訳、評論社

気持ちが入り込んでしまって悲しくて苦しくて抜け出せる?と思ったけど、読んでよかったと思える作品でした。(アリス)

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