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第一次投票 推薦コメントのご紹介② & 三辺律子さんラジオ出演のお知らせ

  • 執筆者の写真: 10代がえらぶ海外文学大賞実行スタッフ
    10代がえらぶ海外文学大賞実行スタッフ
  • 5月7日
  • 読了時間: 3分

みなさま、こんにちは!

本日はお知らせがあります。

「10代がえらぶ海外文学大賞」発起人で選考委員の三辺律子さんが、ラジオ「アフター6ジャンクション2」に出演します!

今夜21:15から、「10代がえらぶ海外文学大賞」についてお話しいただく予定です。

ぜひぜひお聴きください!


では、今日もみなさまからいただいた第一次投票の推薦コメント(感想)の一部をご紹介します。熱い感想が続々と届いています!



『妖怪島のレストラン1 迷いこんだ少女』

キム・ミンジョン作、山岸由佳訳、評論社

びっくりするほど想像力に富んだファンタジーが描かれた韓国発のYA小説です。不安の中を生き抜く少女の姿が、現代の不安に満ちた10代を取り巻く世界に重なり、勇気をもらえます。(無記名)



『パパはたいちょうさん わたしはガイドさん』

ゴンサロ・モウレ作、マリア・ヒロン絵、星野由美訳、PHP研究所

小さな気づきが少しずつ広がってあたりまえになっていくといいな。(YELLOW)



『魔女だったかもしれないわたし キーディの物語』

エル・マクニコル作、櫛田理絵訳、PHP研究所

自閉の人に対する差別と戦う姉妹の絆が熱い。(yamada5)



『魔法のルビーの指輪』

イヴォンヌ・マッグローリー作、加島葵訳、深山まや絵、朔北社

夢中で読み耽ってしまった。『時の旅人』のように、11歳のルーシーは時間を超えて不思議な体験をする。過去と未来がつながる最後にはっとさせられた。(無記名)



『命をつないだ路面電車』

テア・ランノ作、関口英子・山下愛純訳、小学館

イタリアファシズム政権下のユダヤ人少年の姿を描いています。案外知らない話です。(ひこ・田中)



『ぼくのはじまったばかりの人生の たぶんわすれない日々』

イーサン・ロング作・絵、代田亜香子訳、鈴木出版

子どもの抑うつを描いていることが特筆的だが、全ページにわたって挿入された作者の手によるコミカルな挿絵が、主人公の持て余す情動を重くなりすぎずに伝えてくれている。(無記名)



『この銃弾を忘れない』

マイテ・カランサ作、宇野和美訳、徳間書店

1938年のスペイン。行方不明になった父が遠くの収容所にいるのではないかと探しに犬とともに旅にでる。スペインでの実話を元に書かれた作品で、一気に読ませる。(近藤君子)



『迷い沼の娘たち』

ルーシー・ストレンジ作、中野怜奈訳、静山社

こういう本を子どもの頃に読みたかった!(mipo)



『ソリアを森へ』

チャン・グエン作、ジート・ズーン絵、杉田七重訳、鈴木出版

想像をしたことがなかった動物虐待の事実。人間の強欲さと浅はかさに悲しくなる。でも、命を守ろうと必死に活動する人間たちの存在に、心が熱くなる。自然保存、資本主義、あるべき人間の姿、などさまざまなテーマを投げかけられる。自伝であると知って、若いひとたちにぜひ読んでほしいと思った。(吉澤珠紀)



『カトーレンの王』 ヤン・テルラウ作、西村由美訳、にしざかひろみ絵、小学館

1971年にオランダで出版されたこの本は、7つの試練を乗り越えて王様になるという、昔話の形をとりつつ、王や為政者の資質を考えさせ、世の中の問題の解決方法を考えさせる。

物理学者であり、オランダの政治の要職も務め、そのあと作家になったという作者ならではのお話は、いろんなものが“進歩”してわかりにくくなってしまった今の世の中に、施政とはこういうことだと示す、少しも古びていないむしろ新しい物語だと思う。(無記名)



第一次投票の投票期間は5月14日(水)23:59までです。

今から読みはじめてもじゅうぶん間に合います!

こちらから対象作品の例をご覧いただけます。

対象作品を買う・借りる・読む際は、ぜひお近くの応援書店・図書館をご確認ください。

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